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2002年フライフィッシング釣行記
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釣りに行こうよ。   2002年 7月 フライフィッシング釣行記  です。
 
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  2002年 7月 10日(水)〜12日(金)     岐阜県地方 遠征釣行記
   
2000年は東北地方、2001年は信州・長野、そして2002年の今年は岐阜県郡上郡方面に遠征釣行です。
そこは郡上八幡おどりで有名なところ。
十数年前、釣りではなかったが一度行ったことがある。
水のきれいな川があり、のどかないいところ、の記憶がある。

早速、夏季休暇と年休を組み合わせて休暇申請をした。
日程は7月10日〜12日の三日間。 これでみっちり釣りができる。
出発は10日の早朝もいいとこ・・・、なんと朝1時半の出発です。 だから、念のため前日の9日も年休をとった。 十分身体を休めるため、みっちり睡眠をとっておく必要がある単なるタメ寝だ。

フライは、この日20本ほど巻いた。 フライボックスに巻いたフライを納める。
ラインにもドレッシング処理をした。 ドレッシングはラインの滑りをよくし飛距離を向上させラインの劣化も防ぐらしい。
リーダーも5x12ftの新しいのに取り替えた。
これで準備万端!

ただ一つ心配事があります。 台風6号の接近です。
テレビでは台風情報をずーっと流しています。 明らかにこっちに向かってくるコースのようです。
強力のようだ。みっちり台風になるかも・・・。
宿の手配もしてある。 いまキャンセルしたら50%とられる。
とにかく行ってみるしかない、ということで行くことにしました。

目的地は岐阜県郡上郡。
東名高速に入り、名古屋方面に向けて車を走らせます。
マイカーはそれほど古くはないが新しくもない。
調子はいい。9年ほどつき合った愛車である。
この車でいろんなところへ出掛けた。もう11万Kmを走破している。

風はごく少々。
愛知県に入ったところで雨が降ってきた。 それほど大した雨ではない。
名古屋ICを通過し、一宮JCTから東海北陸自動車道に入る。
東海北陸自動車道を走るのは初めてです。
上りも下りも車が全然走っていない。
インター閉鎖か・・・。「まさか・・・」
一宮JCTから少し行くと一車線になった。
高速道路で一車線?
雨はかなり強く降ってきた。いよいよ台風の到来か・・・。

北陸自動車道の白鳥ICを降りた。
雨は土砂降り状態である。前がよく見えない。
風は大したことはないが、狂ったような雨です。
ラジオはしきりに「岐阜県大垣市」の洪水情報を伝えている。
長良川の決壊か?

長良川の橋を渡った。
車を走らせながら川を見ると狂ったような濁流です。
おそろしい様相です。
自分たちが橋の上にいながら、濁流の高い部分が自分たちの目線より上にあるようにも見える。
「こりゃぁ、ちょっとやばいな・・」、そう思った。
国道156をしばらく行くとサークルKの看板が見えた。
ここの駐車場に一時退避、そしてここで朝食を買って車のなかで食べることにした。

相変わらず強い雨です。間違いなく豪雨です。
車を駐車場に止め、ドアをあけ「Go!」。
店の軒下までほんの2〜3メートルなのに身体はずぶ濡れ。
店に入るとエアコンが効いていて気持ちいい。
毎度いつものおーいお茶とおにぎりを買い車に戻る。
また、ずぶ濡れだ。
まず乾いた喉におーいお茶を流し込む。
雨の様子を気にしながら、ラジオの台風情報に耳をかたむける。
雨音がうるさい、ラジオのボリュームを上げる。

もう1時間も待機状態です。
雨は一向に弱まるどころではない、強さを増すばかりだ。
身体を休めるためちょっと仮眠をとった。
風も次第に強くなってきた。
「やめようか・・・」、そのとき宿から電話が入った。
どうやら宿へ通じる道路が通行止めになったようだ。
選択肢はなくなった。
「引き返すしかない・・・」。

せめて予定していた川だけでも見ておきたい。
ナビを覗くと、国道を少し走った先に道の駅がある。
しかもこの道の駅は温泉付きだ。
「ラッキー!」
近くに小さな川もある。
仕方なく、その川の様子をみて、温泉に入って、一休みしてから帰ることにした。
川には、すぐ着いた。
見ると濁流状態。
とても釣りどころではない。

温泉つきの道の駅に向かった。
「あれ?」
駐車場には車がほとんど止まっていない。
「休み?」
「まさか」
張り紙がある。
「台風のため本日は休館させていただきます」
「・・・・・・」
温泉は諦めて帰ることになった。

来た道を引き返す。
数時間前に通ってきた道だ。情けないが仕方がない。
白鳥ICに入る。
ひたすら静岡に向け車を走らせた。
ラジオを聞くと、つい先程通ってきたインターがつぎつぎと閉鎖になっている。
台風とともに西から閉鎖情報が追いかけてくる感じ。
北陸自動車道から名神高速、そして東名へ。
やっと浜名湖あたりまで来た。
ここまでくると何となくホッとする。

こうして2002年の遠征は、竿に一度も触れないで終わった。
雨のなかの20時間の長距離ドライブが終わった。
この日一日の走行距離はなんと730km、使った高速料金は14,000円なり。
「今日の一日は何だったんだろう?」と思った。
退散途中に見かけた白鳥町付近の長良川の流れ。 拡大写真     こちらは動画
2002年の岐阜遠征はこうして終った。
7月10日から二泊三日の「岐阜釣り紀行」も雨のなかのドライブでまる一日を費やしてしまった。
渓魚を見てない。渓魚を釣ってない。当然、釣り道具にも触ることがなかった。
最悪である。ストレスは増すばかり・・・。
休暇はあと二日ある。土日を加えればまだ4日ある。
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  2002年 7月 11日(木)    河内川 釣行記
   河内川(こうちがわ)  静岡県沼津市(ぬまづし)
本来は岐阜の渓流を楽しんでの二日目ですが前日の台風で急遽帰宅。
この日、沼津のある川を偵察しにいってきました。
台風一過で大快晴ですが、かなり増水しており釣りどころではなかった。

拡大写真
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  2002年 7月 12日(金)    荻ノ入川 釣行記
   河津川水系 荻ノ入川(おぎのりがわ)  静岡県河津町(かわづちょう)
あの台風から翌々日、伊豆に出掛けてみた。
いつも行く馴染みの河津川の支流だ。
ここも増水していて満足な釣りにはならなかったが、写真のあまごちゃんが遊んでくれた。
拡大写真
台風が去っての二日目、天気は快晴だが増水の真っ只中だった。
川は増水していたが太陽の光とのコントラストが実に綺麗でした
拡大写真
リリースネットの中で元気にハネる2尾目のあまご。 拡大写真
いつもそうですが、準備、釣行、そして釣り上げたときの瞬間がなんともいえない喜びと感動が走ります。
増水のなかでの3尾目。
拡大写真
な、なんとこの日の荻ノ入川では4尾のあまごちゃんが愛嬌たっぷりに遊んでくれました。 拡大写真
この日、すでに台風による岐阜遠征のストレスは解消していました。
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  2002年 7月 21日(日)    荻ノ入川 釣行記
   河津川水系 荻ノ入川(おぎのりがわ)  静岡県河津町(かわづちょう)
どうです!
この見事な魚体。こんなのが釣れるからやめられないのです。
拡大写真
パーマークを綺麗に撮るのは意外と難しいのです。 拡大写真
ウロコと光、そして撮影角度により、パーマークが写らないことがあります。
パーマークが写らないと写真では魚種が判らなくなったりします。
拡大写真
上から写した魚ほど味気ないものはありません。 拡大写真
下から撮ったら、もっと面白みはないでしょう。
これはウロコのザラザラ感が写っていてパーマークが鮮明でない例です。
つまりあまり良くない例です。
拡大写真
角度を変えてシャッターをきる。
前よりは少し良くなったかな?夕日に眩しい見事な魚体。
拡大写真
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